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備忘録
 パソコンが詳しくない人にとって、PCというのは与えられた便利な機能というだけであってPCの状態を理解することは非常に困難なことだと思います

 しかし、ある程度PCの状態を確認しながら利用していかないといつの間にかどんどん重くなっていって知らない間に使えない子にしてしまうというのが現状です

 少なくともいつ状態が悪くなったのか
何をしてから変わったのかがわかっていれば、後は詳しい人にお伺いを立てれば解決できることも多くなると思うのです

 そんなわけで今回は普段からできるPCの挙動チェックの方法を解説したいと思います

 「簡単!主なチェックは三つ!」

 ほんとは三つ以上あるのですが、まずおかしさに気づくのは三つの挙動からということで三つとさせていただきました

1.HDDのアクセスランプ
2.メモリ使用率
3.CPU使用率


1.HDDのアクセスランプ

 HDDは、データを溜め込む書庫のようなものです

 デスクトップPCだと見づらい方もいるかもしれませんが、HDDアクセスランプがどこにあるかわかりますか?
データを保存したり、読み出したりするときによく点滅していると思います
普段からHDDのアクセスランプを見ておいてどのようなときに点滅するのか見ておいてください

 これが活躍するのは、急にPCが重くなって動作しなくなったときです
 
 たとえば、普段よりも激しく点滅していれば、バックグランドでなにかソフトが動いていて、勝手に変なソフトをインストールしているかもしれません
 Windowsアップデートがバックグランド動いているときもこのようなことが起き動作が重くなります(ゆえにWindowsはウイルスよりもウイルスらしいプログラムだなどといわれるのですが・・・)

 逆に、なにをしても動かないしアクセスランプも点滅しないとなると、それはフリーズを疑うことができます


2、3.メモリー使用率とCPU使用率

 まずデスクトップ画面で右クリックしガジェットというのを選択すると、画面が出てきてその中にCPUメーターを言うのがあると思います
 これを、常にデスクトップに表示させておくのです

・メモリ使用率

 たとえばPCはメモリ使用率が高くなると、メモリーの代わりにHDDを代用し始めます。
 メモリとは例えるならば本を広げることのできる広い机です。ここに広げられた本たちがあなたの使用しているソフトなのです

 本を広げる場所が少なくなってくると、使用頻度の低いものから一時的に書庫(HDD)のほうに退避させられていきます
 HDDの動作は遅いですからこれがPCの動作が遅くなる原因となるのです

 こういうときはいま開いているソフトやWebページを一旦閉じ、また起動しなおしたり、いらないソフトは閉じておくことでメモリ使用率を減らすことができます

 HDDと同じように、何もしてないのに以上に使用率が普段より高くなったなら、それはなにかバックグランドで別のソフトが動いて動作を遅くしているかもしれません

・CPU使用率
 もし、CPU使用率が普段よりたかくなっていれば、それはPCの脳に非常に重い計算させていることになります
たとえば、動画再生やゲーム等でそのような状態になります

 これも上記二つ同様に何もしてないのに以上に高くなればなにかバックグランドで動いている可能性があります

 もし古くて内部にほこりがたまったPCで高負荷な状態を続ければCPUの温度が過剰にあがります
 そうなると、それを抑えるために自動で処理を遅くする機能が働きさらにPCが重くなることになります

 また、PCによりますが一定の温度を超えると強制的に電源が切れます



挙動がおかしいと感じたら・・・

まずタスクバーを右クリックし、タスクマネージャーを起動します
プロセスタブを開くといま稼動しているプログラムの一覧が表示されます

ここでCPUの使用率順にしたりメモリの使用率順にすることで、なにが一番負荷を与えているのか判断することができます


監視に役立つ便利なソフト

htpumem2
これはCPU使用率とメモリ使用率を監視するがジェットです
先ほど紹介したCPUメーターというがジェットでもいいですが、これは好みの問題になると思います
最近では若干入手しにくくなってきていますがネットのどこかに落ちているはずです


HWMoniter
これはPC内部の温度や電圧、ファンの回転数などを計測してくれるソフトです
温度が気になるときはこれを使用するといいでしょう
入手は以下から
http://www.cpuid.com/downloads/hwmonitor/1.24-setup.exe
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